博報堂DYHD、2025年3月期1Q決算は減収増益 四半期純利益は黒字浮上
株式会社博報堂DYホールディングスは、2025年3月期第1四半期の連結業績(2024年4月1日~2024年6月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
収益 :2003億6100万円(前期比 0.5%減)
営業利益 :42億700万円( 同 11.6%増)
経常利益 :66億7400万円( 同 11.7%増)
四半期純利益:3億1700万円(前年同期 マイナス7億9300万円)
売上高を種目別に確認すると、新聞、雑誌、ラジオ、テレビでは前年同期を下回ったが、インターネットメディア及びアウトドアメディアが前年同期を上回り、メディア合計で前年同期から増収となった。
メディア以外では、マーケティング/プロモーションが前年同期を上回り、メディア以外合計においても、前年同期から増収となっている。
得意先業種別では「官公庁・団体」「不動産・住宅設備」及び「流通・小売業」などで前年を下回ったものの、「情報・通信」「飲料・嗜好品」及び「食品」などで前年同期を上回り、21業種中10業種が前年を上回った。
売上総利益に関しては、890億5400万円(前年同期比0.2%減)と前年同期より1億3400万円の減少。このうち国内事業は645億1200万円で2.5%の減少、海外事業はアジアにおいて堅調に推移したことに加えて為替影響もあり、260億800万円で8.0%の増加だった。
また、販売費および一般管理費において、費用コントロールを行った結果、営業利益は42億700万円(同11.6%増)、経常利益は66億7400万円(同11.7%増)となっている。
■リリース
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2433/tdnet/2485822/00.pdf