新日本製薬、2024年9月期3Q決算は増収増益 経常利益は前年同期比14.2%増

新日本製薬株式会社は、2024年9月期第3四半期の連結業績(2023年10月1日~2024年6月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :296億600万円(前年同期比 6.2%増)
営業利益  :32億3000万円( 同 13.8%増)
経常利益  :32億1100万円( 同 14.2%増)
四半期純利益:21億6900万円( 同 18.1%増)
 
通信販売において、化粧品分野の「PERFECTONE」は、顧客のLTV最大化や季節限定商品等の販売好調により国内売上高が想定通りに進捗したものの、海外販売の事業戦略見直し等の影響によりブランド売上高は減収となった。また、課題であるミドル世代の顧客獲得に向けては、ECやSNSを中心としてオールインワンセラムのマーケティングを推進した。
 
このほか、20代を中心に若年層の開拓が進む「PERFECT ONE FOCUS」では、2024年4月より定番商品化した「パーフェクトワンフォーカス スムースクレンジングバーム ディープブラック」が売上拡大に貢献した。ECモールのセールイベントでは、定番商品に加えて美容液「VCレチ スムースセラム」の販売が好調に進み、過去最高の売上高を更新したことで、EC売上高が大幅成長を継続している。
 
ヘルスケア分野は、「Fun and Health」の主力商品である機能性表示食品「Wの健康青汁」の定期顧客数が着実に増加し、高い成長率を継続した。
 
海外販売においては、米国市場で「PERFECT ONE」「PERFECT ONE FOCUS」のオフライン通販・ECともにテスト販売を開始。PR施策も並行して実施し、認知度拡大に取り組んだ。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240702542991.pdf