日本テレビHD、2025年3月期1Q決算は増収増益 経常利益は前年同期比2.9%増

日本テレビホールディングス株式会社は、2025年3月期第1四半期の連結業績(2024年4月1日~2024年6月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高    :1060億8700万円(前年同期比 8.2%増)
営業利益   :114億3800万円( 同 10.6%増)
経常利益   :135億8600万円( 同 2.9%増)
四半期純利益 :107億5700万円( 同 27.4%増)
 
同四半期の同社グループの売上高は、タイム収入や興行収入の減少はあったものの、デジタル広告収入や番組キャラクターグッズ等の物品販売収入が好調だったほか、前第1四半期連結会計期間以降に3社を連結子会社化した影響などにより、前年同期比8.2%増の1060億8700万円となった。営業費用は、事業費や諸経費が増加したほか、上記3社の連結子会社化による影響などから、前年同期比8.0%増で946億4800万円だった。
 
メディア・コンテンツ事業の主要な売上高である地上波テレビ広告収入を見ると、タイム収入はスポーツ中継番組のセールスが堅調だったものの、レギュラー番組セールスの減速が続き、前年同期比1.5%減の246億7100万円。スポット収入は、在京キー局の中で高いシェアを維持したことにより、同0.2%増の278億5900万円だった。これらの結果同事業全体の売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含め、同9.0%増の984億7800万円となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240730557862.pdf