ベースフード、2025年2月期1Q決算を発表 前年同期比で減収&赤字幅拡大
ベースフード株式会社は、2025年2月期第1四半期の業績(2024年3月1日~2024年5月31日)を発表した。
【経営成績(累計)】
売上高 :36億6400万円(前年同期比 2.0%減)
営業利益 :マイナス4億3700万円(前年同期 マイナス3億8000万円)
経常利益 :マイナス4億3600万円( 同 マイナス3億8100万円)
四半期純利益 :マイナス4億4000万円( 同 マイナス3億8200万円)
2024年3月から5月にかけて新商品やリニューアル商品の販売を開始したほか、食の安全安心の取り組みとしてBASE BREADシリーズの生地を改良し、2024年6月製造分より順次リニューアルしている。全体の業績は、これらの新商品およびリニューアルによる商品力の強化、またそれらを柱とした販促の強化により、一部商品の自主回収の公表(2023年10月)以降の業績下降傾向から脱却し、成長軌道に回帰した。
自社ECにおいては、獲得効率の回復に苦戦し、サブスクリプション会員数は前四半期比1.1万人増で着地したものの、商品力強化により解約率と購買単価が改善。この結果、自社ECの売上高は23億108万円となった。
卸販売においては、主要コンビニチェーンにて高い配荷率を維持。パンの需要期と新商品および商品リニューアルが重なったことにより、店舗あたり売上高は改善した。卸販売の売上高は10億7342万円となっている。
このほか他社ECは、2023年10月の一部商品の自主回収の公表以降抑制していた広告投資を再開し売上高2億2554万円、海外事業は2024年4月に香港の累計販売袋数が50万袋を突破する等、順調に推移し売上高5632万円だった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240627539749.pdf