ファーマフーズ、2024年7月期3Q決算は減収増益 経常利益は前年同期比103.7%と大幅増

株式会社ファーマフーズは、2024年7月期第3四半期の連結業績(2023年8月1日~2024年4月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :471億7100万円(前年同期比 10.2%減)
営業利益  :32億6600万円( 同 99.9%増)
経常利益  :32億2300万円( 同 103.7%増)
四半期純利益:18億5600万円( 同 73.7%増)
 
BtoC事業においては、顧客獲得効率指標のCPO及び収益性指標のLTVを重視する広告宣伝費の適正化の取り組みを進める一方、新製品への広告宣伝投資を強化した。また、収益面での強化と並び、関連法令の遵守徹底、広告表現の改善、コールセンターでの応対品質向上の強化も最重要施策として継続。この結果、2024年4月末時点のグループ全体の定期顧客件数は、834744件(前年同期991535件)となっている。
 
同事業内で、「医薬品・医薬部外品」の売上高は前年同期比9.7%増の279億8600万円。「ニューモ育毛剤」の累計出荷件数が2024年3月21日時点で2600万本を突破したほか、薬用ホワイトニングジェル「DRcula(キュラ)」や「ラクトロン錠」などが主力商品として収益に貢献した。また、「ニューモ」ブランドの医薬品「ニューZ」、漢方薬の「防風通聖散」の売上高への寄与が高まった。
 
その他製品群については、収益性指標を重視し、広告宣伝費の抑制を行った結果、「サプリメント」の売上高は62億7300万円(前年同期比36.9%減)、「化粧品」の売上高は58億4300万円(同38.9%減)となっている。
 
これらの結果、BtoC事業の同四半期の売上高は404億1800万円(前年同期比11.7%減)で減収。広告宣伝費は、新製品を中心に定期顧客の獲得を目指して242億4600万円(同21.8%減)を計上し、セグメント利益は33億3100万円(同105.4%増)となった。
 
このほか、バイオメディカル事業は売上高2億3100万円(同18.3%減)、セグメント損失3億1500万円(前年同期は1億7700万円の損失)で、BtoB事業は売上高65億700万円(同0.8%増)、セグメント利益13億1300万円(同22.8%増)だった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240610524920.pdf