AFC-HD アムスライフサイエンス、2024年8月期2Q決算は増収増益 ヘルスケア事業のOEM及び海外販売が好調

株式会社AFC-HD アムスライフサイエンスは、2024年8月期第2四半期の連結業績(2023年9月1日~2024年2月29日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高    :145億4200万円(前年同期比 16.9%増)
営業利益   :10億2300万円( 同 50.9%増)
経常利益   :10億6000万円( 同 49.7%増)
四半期純利益 :6億4100万円( 同 55.0%増)
 
主力であるヘルスケア事業のOEM部門は、機能性表示食品全般の受注が堅調に推移したほか、来客数の増加やインバウンド消費の回復等により、ドラッグストアをはじめとする店舗販売業の顧客における受注が増加した。

同事業の自社製品販売部門は、海外販売において、コロナ収束に伴い既存顧客における美容商材の受注が回復基調で推移した。加えて、育成中の外国人営業スタッフによる母国等での新規顧客獲得により受注が伸び始めている。

店舗販売においては、アフターコロナによる来客数の増加が売上に寄与し、通信販売では、新聞への広告出稿等により新規顧客の獲得が順調に進んだ。この結果、ヘルスケア事業の業績は売上高87億8500万円(前年同期比119.9%)、営業利益14億円(同148.9%)となっている。
 
医薬品事業においては、一般用医薬品のOEM受注が増加したほか、医療用医薬品については、重点販売製品として位置付けている自社製造、医療用ジェネリック医薬品の複数銘柄が順調に売上を伸ばした影響が加わり、利益面において安定的に黒字が出せる体制となった。同事業の業績は売上高10億8300万円(同101.8%)、営業利益8600万円(同83.4%)だった。
このほか、百貨店事業は売上高26億4000万円(同93.7%)、営業利益4000万円(同318.2%)で、飲食事業は売上高10億3200万円(同147.9%)、営業損失200万円(前年同期比1億1900万円の改善)となった。
 
このように、ヘルスケア事業におけるOEM及び海外販売の増収により、連結売上高は145億4200万円(同116.9%)となった。また利益面は、増収効果により売上総利益が増加し、営業利益は10億2300万円(同150.9%)、経常利益は10億6000万円(同149.7%)、四半期純利益は6億4100万円(同155.0%)と大きく伸長した。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240404566319.pdf