ティーライフ、2024年7月期2Q決算は減収減益 卸売事業は売上伸長も仕入や配送などの運営コスト上昇が影響
ティーライフ株式会社は、2024年7月期第2四半期の連結業績(2023年8月1日~2024年1月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :67億4800万円(前年同期比 1.5%減)
営業利益 :2億4300万円( 同 39.5%減)
経常利益 :2億4500万円( 同 39.3%減)
四半期純利益:1億4000万円( 同 49.1%減)
卸売事業は、実店舗向けの販売では秋冬の気温が下がらず季節商品の動きが鈍かったものの、テレビショッピング向けの販売では主力となるサプリメントを中心にヘルスケア商品が好調に伸長し、売上拡大に貢献。一方で、円安の影響や運営コストの増加などから原価率が上昇した。この結果、売上高は39億5300万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は3億2700万円(同±0.0%)となっている。
小売事業では、創立40周年を記念したプロモーションや限定商品の発売などに注力したほか、カタログ通販の顧客開拓を積極的に推進。オリジナル商品の品揃え拡大や販促効率の向上にも努めた。また、EC領域では越境EC事業を行う2社からの事業譲受を行う等の投資を行った。この結果、売上面は特にECモールでの競合出店社数の増加に伴う競争の激化や、中国向けEC事業の伸び悩みなどの要因により減収となり 売上高23億4400万円(同10.5%減)、利益面は仕入価格や配送コストなどの運営コストが上昇し、セグメント損失1億6500万円(前年同期は100万円のセグメント利益)となった。
このほかプロパティ事業も減収減益だった。
なお、いずれの事業も売上高はセグメント間取引の調整後の数値、セグメント利益及び損失はセグメント間取引の調整前の数値となっている。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240202525047.pdf