BASE、2023年12月期決算を発表 前期比19.9%増収し赤字幅も縮小

BASE株式会社は、2023年12月期通期の連結業績(2023年1月1日~2023年12月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
売上高   :116億8000万円(前期比 19.9%増)
営業利益  :マイナス4億2500万円(前期 マイナス15億800万円)
経常利益  :マイナス4億900万円( 同 マイナス14億9500万円)
当期純利益 :マイナス6億600万円( 同 マイナス17億3200万円)
 
同連結会計年度のBASE事業は、2022年4月より提供を開始した月額有料プランの効果等により、売上規模の大きなショップが成長を牽引し、流通総額が国内のオンライン消費の成長率を上回って増加した。また、第4四半期連結会計期間においても同様に、流通総額は好調に推移した。このほか、プロダクト開発も期初の想定通りに進捗。AIを活用して業務効率化やショップデザイン等を強力にサポートする「BASE AIアシスタント」に加え、CRMをサポートする「メンバーシップApp」等、幅広い売上規模のショップに対し、付加価値を向上させる機能を多数提供した。これらの結果、同事業の売上高は77億6500万円(前期比3.6%増)、セグメント損失は6000万円(前期は11億5000万円のセグメント損失)となった。
 
PAY.JP事業は既存及び新規両方の大型加盟店が牽引し、流通総額が大きく増加したほか、「BASE」を利用するネットショップ運営者等に対して事業資金を提供するサービス「YELLBANK」等を運営するその他事業も利用ショップ数及び利用金額が増加した。
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240208529735.pdf