スカパーJSATホールディングス、2024年3月期3Q決算は増収増益 経常利益は前年同期比22.2％増
株式会社スカパーJSATホールディングスは、2024年3月期第3四半期の連結業績（2023年4月1日～2023年12月31日）を発表した。
【連結経営成績（累計）】
営業収益 ：910億2200万円（前年同期比 2.7%増）
営業利益 ：205億4100万円（ 同 22.9%増）
経常利益 ：209億3400万円（ 同 22.2%増）
四半期純利益：133億7600万円（ 同 17.5%増）
メディア事業においては、放送事業・配信事業に加え、FTTH事業などを展開している。同四半期のサービス新規加入件数は36万8千件（前年同期比マイナス2万4千件）、累計加入件数は273万件（同マイナス13万4千件）となった。契約世帯数の増加等によりFTTH事業収入が2億円増加した一方で、累計加入件数減少等の影響で視聴料・業務手数料・基本料収入が18億円減少した。
これにより営業収益は16億円減少したものの、営業費用における衛星回線料の減少6億円、広告宣伝・販促費の減少6億円等により、営業利益及びセグメント利益は1億円の減少となった。これに加え、特別損失に投資有価証券評価損8億円を計上したこと等により、セグメント利益は8億円の減少となっている。
宇宙事業は、放送トラポン収入が減少した一方で、機器販売及び回線利用の拡大による国内衛星ビジネス分野の収益の増加17億円、JCSAT-1CやHorizons3eの利用拡大及び円安の影響によるグローバル・モバイル分野の収益の増加18億円、減価償却費の減少7億円等により、営業収益、営業利益及びセグメント利益が増加した。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240206527875.pdf
