日本BS放送、2024年8月期1Q決算は減収減益 経常利益は前年同期比38.6%減

日本BS放送株式会社は、2024年8月期第1四半期の連結業績(2023年9月1日~2023年11月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高    :29億5400万円(前年同期比 2.8%減)
営業利益   :3億7700万円( 同 38.9%減)
経常利益   :3億7800万円( 同 38.6%減)
四半期純利益 :2億4800万円( 同 40.7%減)
 
同四半期においては、放送事業収入だけではなく、配信ビジネスやイベントの実施といった非放送分野の事業開発にも取り組んだ。
レギュラー番組では、コラボレーション施策としてU-NEXTと協業し、スポーツ情報番組の共同制作、ドラマ枠の新設などを実施。コンテンツの拡充に努めた。また、特別番組においては、幅広いジャンルの特別番組を制作・放送し、セールスの強化を図った。
 
このほかアニメ関連事業では、アニメ番組を放送するだけではなく、2023年10月に徳島県徳島市で開催された『マチ★アソビvol.27』や11月に福岡県北九州市で開催された『北九州ポップカルチャーフェスティバル2023』等のイベントへ出展するなど、イベント事業をはじめとした幅広い活動を行った。配信コンテンツに関しては、重点施策としている「放送周辺事業の強化と発展」を目的とし、自社制作番組及び関連コンテンツのネット配信強化に取り組んだ。
 
これらの結果、同四半期の売上高は前年同期比2.8%減の29億5400万円となり、営業利益、経常利益、四半期純利益はいずれも前年同期比で減少となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240105511581.pdf