パス、2024年3月期2Q決算を発表 売上高は増加も利益面はいずれも赤字幅拡大

パス株式会社は、2024年3月期第2四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年9月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :11億500万円(前年同期比 9.7%増)
営業利益  :マイナス1億1500万円(前年同期 マイナス9000万円)
経常利益  :マイナス1億1300万円( 同 マイナス1億100万円)
四半期純利益:マイナス1億400万円( 同 マイナス1億200万円)
 
コスメ・ビューティ&ウエルネス事業では、著名人と共同開発のビューティ&ウエルネス商品については、新たな販売チャネルでの販売が好調だった。コスメ商品については、医薬部外品などを新商品として開発して、新たな市場に投入することにより売上高の増加を見込んだ。しかしながら、市場での認知度向上のための販売促進費を増加したものの、コスメ商品の需要回復は鈍く、同事業の業績は売上高9億3384万円(前年同期比7302万円減)、営業損失4001万円(前年同期は494万円の営業損失)となった。
 
再生医療関連事業は、同事業を営む株式会社RMDCを前連結会計年度に連結子会社化したことにより、急速に事業化。ヒト由来原料を利用した原料やOEM製品の受託が好調で、事業売上高は1億6841万円、営業利益は130万円となった(株式会社RMDCは2023年1月に連結子会社化したため、前年同期との比較は記載なし)。
 
このほかサスティナブル事業は、売上高285万円(前年同期比275万円増)、営業損失3681万円(前年同期は3374万円の営業損失)となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231114589930.pdf