博報堂DYHD、2024年3月期2Q決算を発表 大幅減益で純利益は赤字に
株式会社博報堂DYホールディングスは、2024年3月期第2四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年9月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
収益 :3995億5800万円(前年同期比 4.7%減)
営業利益 :13億4600万円( 同 93.4%減)
経常利益 :35億6200万円( 同 85.2%減)
四半期純利益 :マイナス108億7200万円(前年同期 117億1300万円)
売上高を種目別に確認すると、インターネットメディアが前年同期を上回る伸びとなり、テレビを含むメディア合計としては前年同期から増収となった一方で、マーケティング/プロモーションにおいては大型案件の反動減があり、前年同期を大きく下回った。得意先業種別では「官公庁・団体」、「情報・通信」及び「飲料・嗜好品」などで前年同期を下回ったものの、「流通・小売業」、「交通・レジャー」及び「外食・各種サービス」などで前年同期を上回っている。
売上総利益に関しては、1750億9000万円(前年同期比1.2%減)と前年同期より20億9200万円の減少。このうち国内事業は1309億7500万円で2.1%の減少、海外事業はアジアにおいて堅調に推移したことに加えて為替影響もあり、501億1000万円で8.1%の増加だった。販売費および一般管理費において、中期的な成長を見据えた戦略費の投下や活動費の戻りによる費用の増加があった結果、営業利益は13億4600万円(同93.4%減少)、経常利益は35億6200万円(同85.2%減少)となっている。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231109584718.pdf