ジェイフロンティア、2024年5月期1Q決算を発表 営業・経常利益は黒字浮上

ジェイフロンティア株式会社は、2024年5月期第1四半期の連結業績(2023年6月1日~2023年8月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高    :42億2300万円(前年同期比 23.8%減)
営業利益   :3600万円(前年同期 マイナス1億7900万円)
経常利益   :3100万円( 同 マイナス1億7800万円)
四半期純利益 :マイナス3100万円( 同 マイナス1億3200円)
 
メディカルケアセールス事業の医薬品のD2C(EC・通販)では、生漢煎®防風通聖散において原料となる生薬の調達が困難となり、在庫不足が発生したものの、第1類・第2類医薬品における顧客からの引き合いは好調に推移した。同事業のオンライン診療・オンライン服薬指導・医薬品の宅配をワンストップで提供するプラットフォーム「SOKUYAKU」も、会員数は好調に増加し、併せて提携病院数・薬局数も増加した。同プラットフォームではさらに、処方薬の当日宅配地域の拡充やアプリのダウンロードが不要となるWebブラウザ版のサービス開始など、ユーザーの利便性を向上させるとともに、会員獲得のための地上波テレビコマーシャルのリニューアルなど、戦略的な広告施策を推進した。

また、「医薬品・日用品・食品デリバリーサービス」といった新サービスや、株式会社ロイヤリティ マーケティングとの提携といった他社との新たな取り組みも開始。これらの結果、セグメント売上高は19億5250万円(前年同期比29.8%減)、セグメント利益は1億55万円(前年同期はセグメント損失1億4265万円)となった。前期に大型の広告運用案件の受注があった影響で、前年同期比で売上高は減少しているものの、当該影響を除外した売上高は順調に伸長している。
 
ヘルスケアセールス事業は、化粧品分野の新商品の拡販を推進し、消費者の心身両面における健康状態の維持・長期化に向けての商品ラインナップの拡充を図った結果、セグメント売上高は10億6827万円(同14.8%増)、セグメント利益は3914万円(同70.0%減)となった。
 
ヘルスケアマーケティング事業では、ヘルスケア関連のD2C事業者に対するブランディング・マーケティング支援に加え、ダイレクトメールマーケティング、コールセンターなどのBPOサービスが業績に貢献。メディカルケアセールス事業同様、前期に大型の広告運用案件の受注があった影響で、前年同期比で売上高は減少しているものの、当該影響を除外した売上高は順調に伸長する結果となった。セグメント売上高は12億290万円(同34.2%減)、セグメント利益は3278万円(同38.0%減)となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231013566920.pdf