電通グループ、2023年12月期2Q決算は増収減益 営業利益は67.9％と大幅減
株式会社電通グループは、2023年12月期第2四半期の連結業績（2023年1月1日～2023年6月30日）を発表した。
【連結経営成績（累計）】
収益 ：6033億2900万円（前年同期比 4.6%増）
営業利益 ：214億5900万円（ 同 67.9%減）
税引前利益 ：238億8400万円（ 同 66.2%減）
親会社の所有者に帰属する四半期利益 ：153億2100万円（ 同 63.9%減）
第2四半期連結累計期間の売上総利益は前年同期比2.3％増で、売上総利益のオーガニック成長率はマイナス3.1％となった。物価上昇およびコロナ禍からの回復に伴う諸経費の増加、子会社による賞与引当方法の変更などにより販管費が増加したため、調整後営業利益は同33.5％減、オペレーティング・マージンは620bps減、親会社の所有者に帰属する調整後四半期利益は同42.3％減、営業利益は同67.9％減、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同63.9％減となっている。
セグメント別に見ると、「日本」の広告市況は軟調に推移したものの、CT&T（カスタマー・トランスフォーメーション＆テクノロジー）領域は好調を維持し、売上総利益のオーガニック成長率は1.4％、売上総利益は2201億3300万円（前年同期比1.8％増）となった。物価上昇及びコロナ禍からの回復に伴う諸経費の増加、子会社による賞与引当方法の変更などにより、調整後営業利益は485億2300万円（同15.0％減）、オペレーティング・マージンは22.0％（前年同期は26.4％）となっている。
「Americas（米州）」「EMEA（ロシアを除くヨーロッパ、中東及びアフリカ）」「APAC（日本を除くアジア太平洋）」セグメントは、いずれもマイナスのオーガニック成長となった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230621507730.pdf
