日本BS放送、2023年3Q決算は利益減少 新たに「BS11営業サイト」を開設
日本BS放送株式会社は、2023年8月期第3四半期の連結業績(2022年9月1日~2023年5月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :91億1300万円(前年同期比 0.4%増)
営業利益 :16億1600万円( 同 16.2%減)
経常利益 :16億1500万円( 同 16.3%減)
四半期純利益:11億0000万円( 同 15.5%減)
放送事業収入だけではなく、配信ビジネスやイベントの実施といった非放送分野の事業開発にも取り組みながら、4月改編にともなうコンテンツの充実をはじめ、効果的な広告宣伝、広報施策を実施。BS11開局15周年特別番組として、『アートミステリー 国立西洋美術館誕生秘話~モネを救え!~』、数々の宇宙産業を紹介した『宇宙のはなしをしよう!』を3月に放送した。アニメ関連では「ANIME+」枠、「アニメプラス」枠の「BS11ガンダムアワー」「キッズアニメ∞(むげんだい)」枠(3月で放送終了)で、製作委員会参画作品を含むアニメ関連番組を、毎クール約40タイトル放送した。
配信ビジネスでは、当期の重点施策である「コンテンツ力の強化」「コンテンツの有効活用による価値最大化」「『非放送分野』の拡大」を目的とし、動画配信サイト「BS11+」のサービスメニューのリニューアル、オリジナルコンテンツの拡充、配信プラットフォームの拡大を行った。
セールス面においては、新たに「BS11営業サイト」を開設し、広告主・広告会社向けにレギュラー番組、特別番組、アニメスポット企画等の情報をより早く幅広く届ける体制を整えた。
これらの結果、売上高は91億1300万円と微増したが、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益はいずれもマイナス16%前後の減少となった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230707519012.pdf