電通グループ、マイケル・コマシンスキ氏をdentsu Americas CEOに任命
電通グループは、dentsuインターナショナル・マーケットCXM CEOであるマイケル・コマシンスキ氏を2023年7月1日付でdentsu Americas CEOに任命したと発表した。
コマシンスキ氏は、2015年にエージェンシー・サービス部門の最高執行責任者としてMerkle(以下「マークル社」)に入社。2016年後半にロンドンに移り、同地域のリーダーとしての役割を担った後、2021年にマークル社のグローバルCEOに就任した。2023年1月からはdentsuの海外事業を担う電通インターナショナルと、日本事業を担う電通ジャパンネットワークをOne dentsuとして統合する経営施策の実行に伴い、dentsuインターナショナル・マーケットCXM CEOとして、dentsuの執行の意思決定機関であるグループ経営会議を構成するグループ・エグゼクティブ・マネジメントに参画している。
株式会社電通グループ 代表執行役 社長CEO 五十嵐 博氏は「マイケルは、人を惹きつける魅力のあるリーダーであると同時に、クライアントのニーズを細部まで汲み取りながら、戦略的にビジネスとチームを成功に導くことのできる優れたリーダーで、マークル社を率いている間、急成長する組織のマネジメントを成功させてきた。成長のためのスキル、テクノロジー、データを結集した彼の知験は、dentsuが人基点の変革を推進するビジネスの次のステップを踏み出す上で不可欠なものだ。新しい役割を担うマイケルと、彼を含むグループ・マネジメント・チームやAmericasのチーム、そして69000人の従業員と共に、更なる飛躍に向け邁進していきたい」とコメントしている。
また、マイケル・コマシンスキ氏はdentsu Americas CEO就任にあたって「dentsuは、One dentsuとして統合を進める重要なフェーズにある。Americasでは、多くの企業やブランドが、他に無い競争力とクリエイティブでの差別化を提供でき、成長、イノベーション、そして定量化された事業価値の向上に貢献してくれるパートナーを求めている。顧客企業のニーズが高度化・多様化している今こそ、私たちには飛躍の機会があると言える。Americasのリーダーを引き継ぐことをとても誇りに思い、顧客企業や従業員と、より深い関係を築き上げ、事業を推進していきたい」とコメントしている。
■リリース
https://www.group.dentsu.com/jp/news/release/000979.html