日本テレビHD、2023年3月期決算は大幅減益に 前年度の反動やムラヤマの連結子会社化などが影響

日本テレビホールディングス株式会社は、2023年3月期の連結業績(2022年4月1日~2023年3月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
売上高   :4139億7900万円(前年同期比 1.9%増)
営業利益  :465億9300万円( 同 20.6%減)
経常利益  :517億7500万円( 同 20.1%減)
当期純利益 :340億8100万円( 同 28.1%減)
 
主たる事業であるメディア・コンテンツ事業においては、スポット広告費の地区投下量が前連結会計年度を下回るなど地上波テレビ広告収入が落ち込んだが、株式会社ムラヤマの連結子会社化等により、セグメント全体としては増収。また前年度は緊急事態宣言下によりスポーツクラブ休館などがあったがその反動もあり、今期の売上高は1.9%増収の4139億7900万円となった。
 
一方営業費用は、前年度に開催された「東京2020オリンピック・パラリンピック」による番組制作費の負担がなくなったものの、緊急事態宣言下の制約が緩和されたことによる費用増、株式会社ムラヤマの連結子会社化による費用増などにより、それを上回って増加。この結果、営業利益、経常利益、当期純利益はすべて現役となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230509562200.pdf