ファンコミュニケーションズ、2022年決算の利益は前年並み維持
株式会社ファンコミュニケーションズは、2022年12月期の連結業績(2022年1月1日~2022年12月31日)を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :77億3700万円(前年 267億円)
営業利益 :24億700万円(前年比 3.8%増)
経常利益 :24億4700万円( 同 2.7%減)
当期純利益 :15億3500万円( 同 6.2%減)
同社は今連結会計年度の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用。そのため売上高が大きく減少しているが、改正個人情報保護法への対応や新規事業の推進、固定費削減に努め、利益については微増・微減となっている。
CPAソリューション事業については、A8.netが改正個人情報保護法への対応で稼働広告主数が減少したが、成果確定件数が伸びたことなどにより売上高が増加。60億2946万円となった。
ADコミュニケーション事業については、スマートフォン向け運用型広告サービス「nend」においてApple社が提供する「SKAdNetwork」への対応に注力したが新規事業の企画・開発への投資の拡大や海外広告主の広告予算獲得の鈍化を受け売上高は12億5046万円で減益だった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230122591990.pdf