ヒラキ、2023年3月期3Q決算は減収減益 コロナ禍や円安の影響が大
ヒラキ株式会社は、2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :109億5700万円(前年同期比 7.0%減)
営業利益 :2億8500万円( 同 60.4%減)
経常利益 :3億2400万円( 同 55.5%減)
四半期純利益 :2億600万円( 同 57.8%減)
通信販売事業においては、1000円以下の販売促進商品や中価格帯商品、高機能な商品等を投入。インフルエンサーによる商品のPR投稿、アプリ60万ダウンロード突破記念クーポン配布ならびに週替わりの期間限定商品の販売等の販売促進施策を実施し、新規顧客の獲得および既存顧客の受注促進に努めた。
しかしながら、春夏シーズンに中国等の新型コロナウイルス感染症の拡大による入荷遅延が受注に影響した他、販売促進商品・子供商品等が受注を大きく牽引するには至らず、加えて急激な円安による仕入価格上昇により一部商品について価格改定を行った結果、売上高は前年同期比11.2%減の60億5500万円となった。利益面は、減収に加え円安に伴う仕入原価の上昇により売上総利益率が低下し、セグメント利益は5億5600万円(前年同期比43.5%減)だった。
このほか、店舗販売事業は減収増益、卸販売事業は増収減益となっている。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230207502181.pdf