弁護士ドットコム、2023年3月期3Q決算は増収減益 営業・経常・純利益いずれも10%以上減

弁護士ドットコム株式会社は、2023年3月期第3四半期の業績(2022年4月1日~2022年12月31日)を発表した。
 
【経営成績(累計)】
売上高    :62億6300万円(前年同期比 25.3%増)
営業利益   :6億9400万円(同 16.7%減)
経常利益   :7億円( 同 16.6%減)
四半期純利益 :4億3000万円( 同 17.3%減)
 
メディア事業は、法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」および税務相談ポータルサイト「税理士ドットコム」等のインターネットメディアの運営を行っている。
弁護士ドットコム」では、ユーザーに向けた有益なコンテンツの提供やユーザビリティの向上に注力するとともに、身近な話題を弁護士が法的観点から解説するオウンドメディア「弁護士ドットコムニュース」の記事配信による認知度向上に努めた結果、2022年12月における月間サイト訪問者数は1004万人(前年同月比1.2%減)、同四半期会計期間末時点の会員登録弁護士数が23095人(同4.8%増)、そのうち弁護士支援サービスの有料会員登録弁護士数が5220人(同0.9%増)、「弁護士ドットコム」の有料会員サービスの有料会員数が183639人(同6.3%増)となった。
この結果、セグメント売上高は前年同期比6.2%増の30億1000万円、セグメント利益は同2.7%増の11億8800万円だった。
 
IT・ソリューション事業では、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」をはじめとしたIT・ソリューションサービスを提供している。
クラウドサイン」では、積極的な人材採用による開発体制・営業体制の強化および各種媒体への広告出稿等を通じて、ユーザビリティの向上、認知度の向上、および顧客基盤の拡大に努めた結果、同四半期会計期間の契約送信件数は1520942件(前年同期比31.9%増)だった。これを受け、セグメント売上高は前年同期比50.2%増の32億5300万円、セグメント利益は同1.1%減の3億600万円となった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230124592950.pdf