AFC-HD アムスライフサイエンス、2023年8月期1Q決算を発表 医薬品事業が好調
株式会社AFC-HD アムスライフサイエンスは、2023年8月期第1四半期の連結業績(2022年9月1日~2022年11月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :56億8600万円(前年同期比 4.1%増)
営業利益 :2億2100万円( 同 32.6%増)
経常利益 :2億3600万円( 同 25.3%減)
四半期純利益 :1億6000万円( 同 2.8%増)
主力であるヘルスケア事業のOEM部門は、通販業の顧客、店舗販売業の顧客ともに受注が安定する中、機能性を表示できるダイエット関連製品の受注が堅調に推移したほか、長引くコロナ禍の行動制限により弱った足腰をケアする関節ケア製品の受注が好調に推移した。同事業の自社製品販売部門は店舗、店舗販売においては不採算店の閉店による減収があったものの、来客数の増加や催事・相談会等の実施数増加による増収など回復基調で推移した。海外販売は、美容商材のほか、アンチエイジング製品が売上に寄与。通信販売は、販売促進活動を強化している機能性表示食品が堅調に推移した。この結果、事業の業績は売上高35億6600万円(前年同期比90.2%)、営業利益4億6900万円(同85.3%)となっている。
医薬品事業においては、一般用医薬品のOEM受注が増加したほか、医療用医薬品については、重点販売製品として位置付けている自社製造、医療用ジェネリック医薬品の複数銘柄が順調に売上を伸ばした影響が加わり、利益面において安定的に黒字が出せる体制となった。同事業の業績は売上高5億2500万円(同125.0%)、営業利益4600万円(同133.5%)だった。
このほか、百貨店事業は売上高11億9100万円(同124.8%)、営業損失8500万円(前年同期と比べ3200万円の営業利益の改善)で、飲食事業は売上高3億7600万円(同304.0%)、営業損失8100万円(前年同期に比べ5700万円の営業利益の改善)となった。
このように、グループ全体では好調を維持した医薬品事業が増収増益となったことに加え、コロナウイルス感染症の影響を受けている飲食事業や百貨店事業が増収となり、連結売上高は56億8600万円同期104.1%)だった。損益面は、増収効果により売上総利益が増加したほか、経費の削減に取り組んだことにより、営業利益が2億2100万円(同132.6%)。経常利益は助成金収入の減少が影響して2億3600万円(同74.7%)となったものの、法人税等の減少により、四半期純利益は160百万円(同102.8%)となっている。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230105586097.pdf