Sprocket、アプリとWebを横断した接客を実現する「Sprocket App」の提供を開始
株式会社Sprocketは、iOSやAndroidのネイティブアプリ内でポップアップによるマルチステップ型の接客を可能にする「Sprocket App」を2022年12月19日に提供開始したと発表した。
「Sprocket App」では、アプリを利用しているユーザーの行動データをリアルタイムに分析し、ユーザー1人ひとりにとって最適なアプリ内メッセージを配信することができる。画面の閲覧、スクロール、タップなどの行動データを組み合わせることで柔軟にセグメントを作成し、ユーザーの疑問や悩みを解決してアプリにおけるコンバージョン最適化を実現する。
これまでもスマートフォンのWebブラウザー内での接客は可能だったが、「Sprocket App」の機能追加により、ネイティブアプリとWebサイトを横断してカスタマージャーニーマップに沿った接客シナリオが実現できるようになった。Sprocketの特徴でもあるマルチステップ型のポップアップを利用することで、選択肢を分岐させたり、アプリ内機能の使い方を順番に説明したりといったストーリー性のある接客も可能となる。
また、各種行動データのリアルタイムな計測、細かなターゲティング、多彩なポップアップ、A/Bテスト、外部連携、マルチステップ型の接客など、従来のSprocketが備えている主要な機能はアプリでも利用可能で、画面の閲覧・画面のスクロール・画面内の要素のタップ・ログイン/ログアウト・カート追加・お気に入り登録・購入などの行動データがセグメントに利用できる。
その他、コンサルタントによる充実した運用支援も実施する。Sprocketは累計50,000回を超えるA/Bテストの結果から、あらゆる業種やサイトにおけるコンバージョンメソッドを蓄積。専任のコンサルタントが、アプリ内体験の分析から仮説の立案、シナリオの企画、設定、効果検証までを代行し、コンバージョン改善の成果にコミットする。これにより社内に知見やリソースが足りないという場合でも、導入直後から精度の高い施策が実施できる。
さらに、アプリとWebのユーザーをひもづけることで、デバイスを横断した接客体験を実
現。例えば、日中にスマートフォンのアプリで商品を検索してお気に入りに登録し、帰宅してからパソコンのブラウザーでWebサイトを訪れるようなケースでも、Webサイトやアプリ内の行動データをお互いに連携することで、ユーザーの心理や購買意欲に合わせてパーソナライズした接客が可能となる。
■リリース
https://www.sprocket.bz/release/20221219.html