ファンコミュニケーションズ、2022年3Q決算は売上高58億と大幅減ながら利益は同水準を維持

株式会社ファンコミュニケーションズは、2022年12月期第3四半期の連結業績(2022年1月1日~2022年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :58億1500万円(前年同期 204億7000万円)
営業利益  :19億200万円(前年同期比 5.9%増)
経常利益  :19億6400万円( 同 0.5%減)
四半期純利益:13億2000万円( 同 3.1%減)

改正個人情報保護法への対応や事業開発を推進。また固定費削減に努めたが、CPAソリューション事業の「A8.net」は新規顧客の受注および一部広告主の稼働遅延などもあり、稼働広告主数は減少した。その結果、売上高は45億3429万円(前年同四半期161億881万円)にとどまったが、セグメント利益は26億9072万円(前年同四半期比102.4%)となった。
ADコミュニケーション事業は、海外広告主の広告予算獲得が鈍化。売上高は9億4237万円(前年同四半期は39億8510万円)、セグメント損失はマイナス9589万円(前年同四半期はセグメント損失6971万円)だった。
これらの結果、全体の売上高は58億1500万円、営業利益は19億200万円(前年同期比5.9%増)となったが、経常利益は減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は投資有価証券評価損を計上したこと等により3.1%減となった。

■リリース
https://www.fancs.com/wp-content/uploads/20221108.pdf