共同印刷、2023年2Q決算は増収ながら赤字益解消はならず

共同印刷株式会社は、2023年3月期第2四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :440億5600万円(前年同期比 6.5%増)
営業利益  :マイナス3億5100万円(前年 マイナス7億1300万円)
経常利益  :4800万円( 同 マイナス4億1000万円)
四半期純利益:マイナス2億9700万円( 同 マイナス3億4600万円)

情報系事業では、情報コミュニケーション部門で教育分野への取り組みを強化したほか、周辺領域の受注拡大を推進。情報セキュリティ部門を含め、注力領域の強化とデジタル領域の伸長に取り組んだ。
生活・産業資材系事業では、環境配慮製品の開発や提案を強化するとともに、食品・日用品向けのパッケージやラミネートチューブの受注拡大の取り組み、脱プラスチックに貢献する製品の開発に注力した。

この結果、当期連結累計期間の業績は、売上高440億5千600万円(前年同期比6.5%増)と伸長したが、営業損失3億5100万円で、前年同期の営業損失7億1300万円からは改善したが、赤字を解消するには至らなかった。本社移転費用1億7000万円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損失も赤字となっている。

■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120221107558352.pdf