株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、2023年3月期第2四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年9月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :2491億1200万円(前年同期比 3.2%増)
営業利益 :121億5600万円( 同 5.0%増)
経常利益 :161億5300万円( 同 13.6%減)
四半期純利益:117億3500万円( 同 14.0%減)
ウクライナ情勢の長期化や原材料価格の上昇による影響を受けたが、旅行・観光需要の回復、イベントの再開などにより、業績を改善。メディア・コンテンツ事業、都市開発・観光事業がともに増収となり、前年同期比3.2%増収の2491億1200万円となった。
営業利益は、都市観光・開発事業が増益となったが、メディア・コンテンツ事業は微減益。経常利益は、持分法による投資利益の減少が響き、前年同期比13.6%減となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比14.0%減の117億3500万円だった。
主事業のメディア・コンテンツ事業は、4月改編により作品数が増加した連続ドラマの配信が好調に推移し配信広告収入が増収となったが、視聴率の苦戦や、原材料価格の高騰および円安等を背景とした物価上昇の影響により主力の地上波テレビ広告収入が減収となり、放送・メディア事業は減収だった。これらの結果、メディア・コンテンツ事業全体の売上高は前年同期比0.7%増収の1991億9600万円、セグメント利益は同0.6%減益の62億300万円だった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120221101554974.pdf