電通ACジャパン(公共広告機構)の「国境なき医師団」で楽曲を寄付

株式会社電通は30日、電通ソーシャルデザインエンジンがCM音楽プロデュース会社である株式会社タートルミュージックとの共同プロジェクトとして、様々なミュージシャンやクリエーターなどのアーティストの参加を募り、「レコチョク」他各モバイルサイトやPCサイトで楽曲を購入し寄付を行うことができるドネーション・ミュージック・サイト「BEYOND THE BORDER PROJECT」を開始すると発表した。

その第一弾として、7月1日より放映されているACジャパン(公共広告機構)の「国境なき医師団」支援キャンペーンCMのテーマソング「BEYOND THE BORDER」を、ドネーション・ミュージックとして楽曲配信し、「国境なき医師団」への寄付を行う。

電通ソーシャルデザインエンジンは公共性の高いコンテンツの企画制作、キャンペーンの企画立案、戦略立案に特化したコミュニケーションの専門プランニングユニットとして2009年4月より活動を開始してきたが、音楽活動と寄付活動を結びつける新たな仕組みとして「BEYOND THE BORDER PROJECT」を立ち上げた。

従来のチャリティ音楽は収益の一部が寄付されるものだったが、ドネーション・ミュージックは販売促進を目的とせず、印税収益のすべてを寄付することが基本。
今回配信する楽曲「BEYOND THE BORDER」をダウンロードにより購入した場合、流通経費を除くその収益のすべて(約100円)が「国境なき医師団」へ寄付されることとなる。
「BEYOND THE BORDER PROJECT」では、この主旨に賛同したアーティストが音楽、映像、アートなどで同曲にコラボレーション参加した様々なバーションの楽曲を入手することが可能。
また、本ドネーションは「国境なき医師団」の公認キャンペーンとして、2010年6月末日配信分まで続く予定。