博報堂、2009年9月の「消費意欲指数」の結果発表
株式会社博報堂は18日、8月末に調査した2009年9月の「消費意欲指数」の結果を発表した。
9月の消費意欲指数は先月から5.7ポイント減少し48.9点、前年同月比も1.2ポイントの減少で、9月の指数としては過去最低となった。
男女別の結果では、男性が先月比4.5ポイント減少(前年同月比2.3ポイント減少)の44.5点で、3月以降続いていた上昇傾向がストップするとともに9月としては過去最低値となった。
女性は先月比が7.0ポイントの大幅減少、前年同月比も0.1ポイント減少の53.3点となった。
女性の結果に関しては、先月記録した60点台という高い数値は季節的な要因が大きかったと推測できる。
消費意欲指数は、消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点としたときに、現在の消費意欲は何点になるかを消費者に評価してもらったもの。
月別の消費を占う先行指標として、1993年4月の調査開始以来、幅広く活用されている。