ミクシィ、セールスフォース・ドットコムと顧客の声を集めるサービスを開始

株式会社ミクシィと株式会社セールスフォース・ドットコムは、「mixiアプリ」と「SaleseforceCRM」を連携した企業向けサービスの提供を開始した。
この「mixiアプリ」を使うことで、SNS「mixi」に参加している顧客のアイデアや意見、投票結果などを「SalesforceCRM」にリアルタイムに取り込むことができる。

すでに、株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(以下、GDO)がこのサービスの採用を決定。
GDOは、「マナーの良いゴルファーとは?」などをテーマに『mixi』上で幅広い意見を収集する。

株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン代表取締役社長の石坂信也氏は、「国内のサービスの課題は、高品質なサービスを提供することにコストがかかりすぎることです。 mixiとSalesforce CRMの連携によって、コストを抑えながら、お客様のご要望、または関心事をいち早く把握・分析し、その情報を新たなサービスに反映することができます。 これは、企業にとっては、画期的なイノベーションです。 ソーシャル・ネットワーキング・サービスと法人向けサービスの融合は、今後さらに加速するでしょう」と語っている。
また大手コンビニエンスストアチェーンを運営する株式会社ローソンも採用を検討。
ローソンの常務執行役員CIO横溝陽一氏は「ローソンでは、パーソナルユースのSNSのビジネスへの適用は従来からの大きな課題の一つでありました。今回のmixiとSalesforce CRMの連携はまさにこのひとつの答えです。クラウド上のより多くの声を吸い上げサービスに展開していくことは、ますます大きなイノベーションの可能性を提供してくれます。より新しいサービスクラウドの発展に今後とも大きな期待をしています」と語っている。
同社は、新規商品開発や新しいサービスなどのアイデアを幅広く集めることを計画している。