吉本興業、TOBにより上場廃止へ ソニー前会長出井氏の投資会社が公開買付け
吉本興業株式会社は、平成21年9月11日開催の取締役会で、ソニー前会長が代表を務めるクオンタム・エンターテイメント株式会社による同社普通株式に対する公開買付けについて、賛同の意見を表明する事を決議したと発表した。
この公開買付けが成立した場合は、クオンタム・エンターテイメント(以下公開買付者とする)が吉本興業の発行済み株式の全株式を保有すし、同社は上場廃止となる。
なお、公開買付者には、フジ・メディア・ホールディングス、日本テレビ、TBSテレビ、テレビ朝日、テレビ東京、電通、ソフトバンク、ヤフー、らが出資する。
公開買付者は発行済株式総数39,006,803 株から吉本興業が平成21年3月31日現在所有する自己株式1,520,841株を除く37,485,962株を取得することを目的に、公開買付けを実施する。