ファンコミュニケーションズ、2022年12月期2Q決算は純利益が10%減
株式会社ファンコミュニケーションズは、2022年12月期第2四半期の連結業績(2022年1月1日~2022年6月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :38億3400万円(前年同期 140億5900万円)
営業利益 :12億6000万円(前年同期比 1.0%減)
経常利益 :12億9900万円( 同 9.7%減)
四半期純利益 :8億7100万円( 同 10.0%減)
※2022年12月期より会計基準を変更しているため、大きな影響の生じる売上高の対前年同期増減率の記載はなし
CPAソリューション事業では、主力サービスの「A8.net」において改正個人情報保護法への対応で新規顧客の受注および一部広告主の稼働遅延などがあり、前会計年度末と比較すると稼働広告主数は減少したものの、前年同期比では稼働広告主数の増加を背景に堅調に推移した。また「seedApp」においては広告カテゴリの分散化を進め、稼働広告主数も増加して堅調に推移した。この結果、売上高は30億1854万円(前年同期111億2426万円)、セグメント利益は18億2545万円(前年同期比0.3%減)となった。
ADコミュニケーション事業については、新規事業の企画・開発を推進し固定費の削減に努めたものの、大手プラットフォーマーへの広告予算の寡占化を背景として、「nend」の稼働広告主数が減少したことにより減収。この結果、売上高5億9070万円(前年同期は26億7072万円)、セグメント損失9677万円(前年同期は4475万円のセグメント損失)となっている。