カゴメ、2022年12月期2Q決算は増収減益 原価上昇と販促強化が影響
カゴメ株式会社は、2022年12月期第2四半期の連結業績(2022年1月1日~2022年6月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上収益 :957億9000万円(前年同期比 4.2%増)
事業利益 :53億7300万円( 同 24.5%減)
営業利益 :55億4800万円( 同 20.1%減)
四半期純利益 :35億6000万円( 同 24.9%減)
【通販カテゴリー業績】
売上収益 :60億8900万円(前年同期 60億1100万円、前年同期比 1.3%増)
事業利益 :3億9200万円( 同 4億6900万円、 同 16.4%減)
売上収益については、主に国際事業が円安や米国外食需要の回復などにより増収となった。一方、価格改定を上回る原料価格の高騰や販売促進費の積極的投下により、事業利益は国内事業、国際事業ともに減益となっている。
国内加工食品事業の通販カテゴリーでは、前年を上回る広告宣伝費を投下したことで定期顧客数は増加したものの、顧客単価が減少。結果的に売上は前年同水準となり、売上収益は前年同期比1.3%増の60億8900万円だった。事業利益は、広告宣伝費の増加により、前年同期比16.4%減の3億9200万円となった。