アイケイ、2022年5月期決算は減収減益 純利益は約9億円の赤字

株式会社アイケイは、2022年5月期の連結業績(2021年6月1日~2022年5月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :163億3500万円(前年同期比 21.3%減)
営業利益  :マイナス3億6000万円( 前年 7億500万円)
経常利益  :マイナス3億2300万円( 同 7億3000万円)
当期純利益 :マイナス9億500万円( 同 3億2100万円)

ダイレクトマーケティング事業では、テレビショッピングにおける主力商品の「スピードヒート温熱ベスト」の売上効率が大きくダウンしたことに加え、他のヒット商品も売上効率がダウン傾向となり、売上が大きく落ち込んだ。また「SKINFOOD」店舗は、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛や営業時間短縮などの影響から厳しい状況で推移。事業売上高は51億8400万円(前年同期比38.8%減)となり、営業損失は8億500万円(前年同期は2億9800万円の営業利益)となった。
セールスマーケティング事業では、売上高は店舗ルートにおいて微増となったものの、生協ルート及び通販ルートでは巣ごもり需要が一巡した影響もあり微減。この結果、売上高は106億9900万円(前年同期比10.0%減)となり、営業利益は3億9500万円(前年同期比21.9%増)だった。
ITソリューション事業では、主力商品であるチャットシステム「M-Talk」の拡販営業により売上が拡大していることから、売上高は4億5000万円(前年同期比12.1%増)となり、営業利益は2900万円(前年同期比43.0%減)となった。