アイケイ、2022年5月期通期業績予想を下方修正 特別損失を計上

株式会社アイケイは、2022年5月期通期連結会計期間において、下記のとおり特別損失を計上するとともに業績予想(2022年1月11日発表)について修正したことを発表した。

【特別損失の計上】
ダイレクトマーケティング事業のTVショッピングにおいて、前期の主力商品が当期は計画に対し大きく下振れしたことに加え、その他の前期ヒット商品についても売上が減少。TVショッピングによる売上が、前期と比較して31億9100万円の減収見込みとなった。このため、TVショッピングを主販路とする連結子会社の株式会社プライムダイレクトが営業損失を計上する見込みであることから、減損損失1億5200万円を計上することとし、当該減損を含めて新たに1億7100万円の特別損失を計上する予定となった。

【2022年5月期 連結業績予想数値の修正(2021年6月1日~2022年5月31日)】
売上高   :163億3500万円(前回発表 165億円)
営業利益  :マイナス3億6000万円( 同 マイナス1億3400万円)
経常利益  :マイナス3億2300万円( 同 マイナス1億2000万円)
当期純利益 :マイナス9億500万円( 同 マイナス5億2800万円)

ダイレクトマーケティング事業の「スピードヒート温熱ベスト」の在庫に対する評価減1億800万円を計上することに加え、原材料等の値上がりによる原価率のアップにより、売上総利益率を46.9%で計画していたところ、着地見込み45.3%と1.6ポイントダウンする見込みとなった。このため、営業利益は前回予想より2億2600万円下振れのマイナス3億6000万円となる見込み。
経常利益も同様に2億300万円下振れのマイナス3億2300万円、特別損失の計上も加わり当期純利益もマイナス9億500万円となる見込みとなっている。