フジ・メディアHD、2022年3月期決算は増収増益 広告収入の回復が顕著

株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、2022年3月期通期の連結業績(2021年4月1日~2022年3月31日)を発表した。

【連結経営成績】
売上高 :5250億8700万円(前期比 1.0%増)
営業利益 :333億3800万円( 同 104.9%増)
経常利益 :455億3400万円( 同 104.2%増)
当期純利益 :248億7900万円( 同 146.0%増)

新型コロナウイルス感染症による影響が続く中、広告収入の回復が顕著となり、イベント等の再開が徐々に進んだことや配信等のデジタル関連売上の拡大に加え、収益構造の見直しなどが奏功し、業績が改善。売上高については、新しい会計基準を適用したことやセシール事業譲渡によってメディア・コンテンツ事業が減収となったものの、都市開発・観光事業が増収となり、全体では前年同期比1.0%の増収だった。営業利益はメディア・コンテンツ事業、都市開発・観光事業ともに増益、経常利益・純利益も増益となっている。