D2C、モバゲーとP&G「プリングルス」タイアップ広告効果検証調査の結果を発表

モバイルマーケティングを手掛ける株式会社ディーツー コミュニケーションズ(D2C)は8日、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)と共同で、DeNAが運営するケータイ総合ポータルサイト「モバゲータウン」とプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)のポテトチップ「プリングルズ」のタイアップキャンペーンに関する調査結果を発表した。
それによれば、タイアップキャンペーンへの参加が商品認知やその後の購入意向に大きな影響を与えるという。

同キャンペーンは、2009年2月~3月にかけて実施された。
モバゲータウンのゲームコンテンツとして、タイアップアドバゲーム『しゃべワングランプリ』を公開。
内容はキャンペーンキャラクター「しゃべリングルズ隊」とモバゲーキャラクターとの対戦ゲームで、高得点を得た1万人にオリジナルアバター用アイテムを配布するというもの。

その後、ユーザーに対し「プリングルズ」について最近見聞きした媒体を確認したところ、ゲーム参加者の62.6%が「モバゲータウンのキャンペーン・ゲーム」と回答し、「テレビCM」(55.5%)という答えを上回った。
また、最近見聞きした中で最も印象に残った媒体についての設問でも、ゲーム参加者の40.7%が「モバゲータウンのキャンペーン・ゲーム」と答え、「テレビCM」(28.2%)と答えたユーザーの1.4倍となった。
さらにゲーム参加者の4人に1人(26.9%)が本キャンペーンの口コミを行っており、その方法もSNS内やeメールなどのネット内にとどまらず、「直接誰かに話した」ユーザーの割合が53.2%と高いことが確認された。

ゲーム参加後にプリングルズを購入したユーザーは14.8%、商品好感度についても、ゲーム参加者は非参加者の1.9倍の割合で「とても好き」と回答しており、キャンペーン参加によりブランドイメージが浸透し、好意や行動・購入意向が高まるという結果が得られた。