スカパーJSATホールディングス、2022年3月期決算は収益が減少

株式会社スカパーJSATホールディングスは、2022年3月期の連結業績(2021年4月1日~2022年3月31日)を発表した。

【連結経営成績】
営業収益  :1196億3200万円(前期比 14.3%減)
営業利益  :188億6200万円( 同 1.5%減)
経常利益  :203億700万円( 同 0.2%減)
当期純利益 :145億7900万円( 同 9.3%増)

メディア事業については、定額制または無料のインターネット動画配信が拡大しており、コンテンツ獲得および顧客獲得の両面で競争が激化。今期のサービス新規加入は57万9千件(前期比マイナス5万4千件)、累計加入は300万8千件と(前期比マイナス9万4千件)と苦戦している。収益認識会計基準等の適用の影響により、営業収益が177億円、営業費用が174億円減少したほか、営業収益が34億円減少した。
宇宙事業についても、海外衛星オペレーターとの価格競争が続いているが、Horizons 3e及び国内衛星ビジネスなどの収益は増加し、セグメント利益も増加となった。