中広、2022年3月期決算は増収増益で黒字化に回復
株式会社中広は、2022年3月期の連結業績(2021年4月1日~2022年3月31日)を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :70億6000万円(前期比 7.8%増)
営業利益 :8100万円(前期 マイナス2億9200万円)
経常利益 :1億2000万円( 同 マイナス2億7400万円)
当期純利益 :1億100万円( 同 マイナス3億6700万円)
コロナ禍収束後の経済再起動を視野に、グループ主力商品である全国メディア『地域みっちゃく生活情報誌』について、2021年6月に関西ぱどと資本業務提携を実施。同社のVC加盟により、短期的な経営目標であった月間発行部数1,000万部を達成した。同時に、スマホ等で利用できるクーポンアプリ「フリモ」の運用や、求人広告「まちJOB」などの機能拡充などを推進。販促にかかる広告提案以外に、コロナ禍への対策や営業活動の制限などで経営課題を抱える事業主向けに、DX商材の提供も行った。
これらの結果業績が上向き、売上高は前年同期比7.8%増となった。利益面では、原価管理による売上総利益率の改善、および販売費および一般管理費の抑制により、上半期の営業損失額(6097万円)を上回る1億4293万円の営業利益を下半期は計上し、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益を黒字回復させた。