スクロール、2022年3月期通期業績予想を上方修正 収益力強化の取り組みが奏功
株式会社スクロールは、2022年3月期の連結業績予想(2022年1月28日発表)について修正したことを発表した。また、開示はしていないが個別業績予想についても前期実績値と比較して差異が生じる見込みとなったことも発表した。
【2022年3月期 連結業績予想数値の修正(2021年4月1日~2022年3月31日)】
売上高 : 813億9100万円(前回発表 800億円)
営業利益 : 70億円( 同 67億円)
経常利益 : 70億9600万円( 同 68億円)
当期純利益: 55億8500万円( 同 47億円)
【2022年3月期 個別業績見込みと前期実績値との差異(2021年4月1日~2022年3月31日)】
売上高 : 426億4300万円(前回発表 428億4600万円)
営業利益 : 64億2500万円( 同 59億9600万円)
経常利益 : 64億7100万円( 同 57億1200万円)
当期純利益: 52億5900万円( 同 38億6500万円)
連結の業績について、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う巣ごもり需要が想定よりも継続したことに加え、通販事業における商品調達方法の最適化等、収益力強化に向けた取り組みが奏功。予想を上回る見込みとなった。個別業績見込みでは、利益は連結と同様の収益力強化に向けた取り組みの効果に加え、企業再編による税効果により当期純利益が前年実績値を大幅に上回る見通しとなっている。