ファンコミュニケーションズ、2021年12月期3Q決算は減収減益 新型コロナウイルスの感染拡大の影響が長期化

株式会社ファンコミュニケーションズは、2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高 :204億7000万円(前年同期比 10.3%減)
営業利益 :17億9500万円( 同 22.9%減)
経常利益 :19億7300万円( 同 19.9%減)
四半期純利益 :13億6200万円( 同 17.1%減)

CPAソリューション事業については、受注件数は徐々に増加傾向が見られるものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一部広告主の予算削減や検索アルゴリズムの変動などの影響を受け減収。売上高は161億880万円(前年同期比91.7%)、セグメント利益は26億2879万円(同87.1%)となった。ADコミュニケーション事業は、新規事業の企画・開発を推進した一方、大手プラットフォーマーへの広告予算の寡占化を背景として、nendの稼働広告主が減少したことにより減収。売上高は39億8510万円(同84.3%)、セグメント損失は6971万円(前年同期はセグメント利益9302万円)だった。