セプテーニHD、資本業務提携により電通グループの連結子会社となることを発表 2022年1月4日付

株式会社セプテーニ・ホールディングスは、株式会社電通グループとの間で資本業務提携契約を締結したことを発表した。また、同契約に基づき電通グループの完全子会社である株式会社電通ダイレクトを完全子会社とすること、電通グループを割当予定先として第三者割当の方法による新株式の発行を行うこと、株式会社電通デジタルを持分法適用関連会社化することも発表した。提携開始は2022年1月4日付予定。
この取引により、同社は電通グループの連結子会社となる。同社株式の東証・JASDACにおける上場は維持される。

●資本業務提携の目的
同社グループの主軸事業であるデジタルマーケティング事業は、電通グループの注力領域でもあり、2019年1月以降、両社グループは強みやリソースを持ち寄って、顧客に対して提供するサービス価値を向上させながら業務提携の拡大及び深化を推進してきた。
両社グループは、事業連携による更なる成長拡大へ向けた協議を継続。資本面でもより関係性を強めることが必要との考えで合意した。資本業務提携の深化によって期待されるシナジー、具体的な手法・内容等について討議を重ね、国内最大のデジタルマーケティングパートナーを目指すことを目的に、今回の契約を締結することとなった。

●資本業務提携による内容
両社グループが同資本業務提携において実施する内容は以下の通り

1.電通グループ及び株式会社セプテーニ間の案件の協業
2.電通デジタル及びセプテーニグループ間の提携
3.電通ダイレクト及び電通グループ間のダイレクトマーケティング領域における提携
4.その他、電通グループ及び同社グループ間における以下の提携
・社内外、顧客向けマーケティング/広報の統合戦略
・デジタル人材の採用、教育、リテンションの統合運営プログラムの検討
・オンオフ統合マーケティングの協業深化
・ツールの相互活用