丸善CHIホールディングス、2022年1月期2Q決算は増収増益 文教市場販売と店舗・ネット販売事業が好調
丸善CHIホールディングス株式会社は、2022年1月期第2四半期の連結業績(2021年2月1日~2021年7月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :915億8500万円(前年同期比 7.5%増)
営業利益 :27億8100万円( 同 59.6%増)
経常利益 :26億2200万円( 同 58.6%増)
四半期純利益 :16億4200万円( 同 542.3%増)
第2四半期連結累計期間の業績については、文教市場販売事業において電子図書館及び書籍除菌機の需要が引き続き堅調であったこと、教育・研究施設、図書館などの設計・施工において大型案件が増加したこと、また店舗・ネット販売事業で、当該期間における新型コロナウイルス感染症拡大防止策としての店舗休業、営業時間短縮等の対応が限定的であったこと等により、売上高は前年同期比7.5%増、営業利益は同59.6%増、経常利益は同58.6%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は同542.3%増、と増収増益となった。
それ以外のセグメントでは、図書館サポート事業は、受託巻数は堅調に推移したものの、コロナ禍における図書館の休館や、図書館内設備の更新等の整備作業が3月に集中したことを受けてコストが増加し、増収減益。出版事業は、教科書出荷が順調だったこと及び学協会の有力書籍が発売されたことなどから増収増益。その他の事業はコロナ禍の長期化によって店舗内装業における新店・リニューアル店などの案件が減少し、減収減益となった。