ホットリンク、2021年2Q決算は増収増益で黒字に回復 SNSマーケティング支援が好調

株式会社ホットリンクは、2021年12月期第2四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高 :26億3500万円(前年同期比 38.9%増)
営業利益 :7700万円(前年 マイナス1億2100万円)
税引前利益 :2億1700万円( 同 マイナス1億5500万円)
四半期利益 :1億6000万円( 同 マイナス1億4400万円)
親会社の所有者に帰属する四半期利益:1億7800万円( 同 マイナス6600万円)

SNSマーケティング支援事業においては、新型コロナウイルスの影響による新しい生活様式の中でSNSマーケティングの重要性が高まり需要が増加。SNS広告・SNS運用コンサルティングが好調だったほか、SNS分析ツールも堅調に推移し、売上高は前年同期比54.0%増の8億9800万円となった。

クロスバウンド事業では、引き続き訪日中国人向けプロモーション(インバウンド)需要は停止しているものの、安定して経済回復を続ける中国市場向けプロモーション(アウトバウンド)において、顧客企業の需要を積極的に獲得。越境ECの新開発サービスも売上に寄与し、同事業の売上高は前年同期比96.2%増の8億5000万円となった。その他、同社の米国子会社であるEffyis,Inc.のSNSデータアクセス権の販売などからなるDaaS事業の売上高は前年同期から微増。
これらの結果、大幅な増収となり前年同期の赤字から黒字へと回復した。