CARTA HOLDINGS、2021年12月期2Q決算は増収増益 通期連結業績予想も上方修正
株式会社CARTA HOLDINGSは、2021年12月期第2四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年6月30日)を発表した。また併せて、2021年12月期通期連結業績予想(2021年2月12日公表)の修正数値も発表した。
●2021年12月期第2四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年6月30日)
【連結経営成績(累計)】
売上高 : 126億2900万円(前年同期比 13.6%増)
営業利益 : 29億4000万円( 同 47.6%増)
経常利益 : 33億100万円( 同 76.2%増)
四半期純利益 : 22億1500万円( 同 122.3%増)
メディアレップを中心に広告の販売及びソリューションを提供するパートナーセールス事業では、運用型広告や販促・EC関連サービスへの取り組み、自社商材・ソリューションの販売拡大等による、新たな収益源の獲得に取り組むとともに、従来のメディアレップマージンを確保すべく業務効率化を推進。この結果、売上高は57億9300万円(前年同期比33.0%増)、セグメント利益は17億5500万円(同94.7%増)となった。
また、広告配信プラットフォームを運営するアドプラットフォーム事業は売上高35億4600万円(前年同期比0.3%減)、セグメント利益9億3800万円(同12.2%増)と堅調に推移。EC・ゲーム・人材領域でのサービスを運営するコンシューマー事業は売上高32億9500万円(前年同期比2.5%増)、セグメント利益2億4600万円(同3.2%減)だった。
●通期連結業績予想の修正(2021年4月1日~2022年3月31日)
【修正内容】
売上高 : 250億円(前回発表 245億円)
営業利益 : 45億円( 同 38億円)
経常利益 : 48億円( 同 37億円)
当期純利益 : 31億2000万円( 同 24億円)
パートナーセールス事業において、新型コロナウイルス感染拡大の影響により抑制されていたブランド広告の出稿需要が好調に推移したため、売上高が予想を上回る見込みとなった。また、売上高ミックスが変化し利益率が向上したことから、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益も予想を上回る見込みとなり、数値の修正を発表した。