テレビ東京ホールディングス、2022年3月期1Q決算は増収増益

株式会社テレビ東京ホールディングスは、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高 :345億8800万円(前年同期比 19.5%増)
営業利益 :25億6200万円( 同 217.7%増)
経常利益 :27億2600万円( 同 193.5%増)
四半期純利益 :17億3300万円( 同 282.0%増)

引き続き新型コロナウイルス感染症の影響はあるものの、ワクチン接種が始まるなどやや明るい材料も見られた経済状況を受けて、広告出稿に積極的な姿勢を見せる企業も出てきた。このため、広告収入はコロナ禍前の2019年度(2019年4月~6月)には及ばないものの、2020年度を上回り、売上高が前年同期比19.5%増の345億8800万円となった。一方で、感染防止等に最大限配慮しながら番組等のコンテンツ制作活動を一部再開したほか、海外展開を中心とするアニメ、ドラマやニュース番組の配信、オンラインイベント事業など放送外のライツ事業への先行投資などを増やし、営業費用は320億2500万円で13.8%の増加。売上高の伸びがより大きかったことが寄与し、結果的には営業利益は217.7%増の25億600万円、経常利益も193.5%増の27億2600万円、四半期純利益は282.0%増(約3.8倍)の17億3300万円となった。