スカパーJSAT HD、2022年1Q決算は売上高減少で利益も小幅減

株式会社スカパーJSATホールディングスは、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
営業収益   :290億7800万円(前年同期比 16.1%減)
営業利益   :54億9300万円( 同 1.8%減)
経常利益   :58億6800万円( 同 1.8%減)
四半期純利益 :49億2900万円( 同 22.6%増)

メディア事業については、プロ野球開幕延期により解約が増加した前年同四半期と比較して、当期は解約が抑制されたため、累計309万3千件となったが、今期よりあらたに収益認識会計基準等を適用した影響により、営業収益が47億円、営業費用が46億円減少したほか、累計加入件数減少の影響等により営業収益が5億円減少した。
宇宙事業については、収益認識会計基準等の適用の影響により、営業収益及び営業費用がそれぞれ6億円減少。また、連結子会社の解散に伴い繰延税金資産を計上したことにより、税金費用が9億円減少した。
これらの結果により、営業収益は前年同期比18.1%とやや落ち込みを見せたが、営業利益・経常利益については小幅な減少に留まった。