中部日本放送、テレビ収入の持ち直しにより売上増で赤字解消 2022年1Q決算
中部日本放送株式会社は、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :84億2300万円(前年同期比 42.0%増)
営業利益 :4億8600万円(前年 マイナス3億8100万円)
経常利益 :6億4900万円( 同 マイナス1億9500万円)
四半期純利益 :3億3300万円( 同 マイナス2億9400万円)
メディアコンテンツ関連事業では、前期大きく落ち込んだ広告出稿の回復にともない、テレビスポット収入やテレビタイム収入を中心に持ち直してきた他、当期より株式会社ケイマックスを連結子会社としたことなどにより、売上高が前年同期比47.8%増の77億3600万円と回復。テレビスポット収入の回復により、営業利益も2億400万円と前年同期のマイナス6億1700万円から黒字に回復した。
その他、不動産関連は賃貸収入減少により売上高4億3200万円(前年同期比2.6%減)、営業利益2億7000万円(前年同期比2.7%減)、ゴルフ場事業、保険代理業、タクシー業などの売上高は2億5400万円(前年同期比1.6%増)、営業利益1100万円(前年同期マイナス4200万円)といずれも回復基調を示した。
これにより、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は、いずれも前年の赤字から黒字に回復を見せている。