日本創発グループ、飯島製本の持分法適用関連会社化を発表

株式会社日本創発グループは、飯島製本株式会社の第三者割当増資を引き受け一部株式を取得、持分法適用関連会社とすることを発表した。契約締結日は2021年5月13日で、持分法適用のみなし取得日は6月末日を予定している。

●株式取得の理由
日本創発グループは、クリエイティブサービスを事業とし、顧客が創造性(クリエイティブ)を表現するために必要な多様なソリューションを提供する「クリエイティブをサポートする企業集団」として、幅広いビジネスを積極的に展開、推進しており、汎用的な一般情報用紙への印刷だけでなく、特殊素材・立体物への印刷に加え、ノベルティ・フィギュア・3Dプリンター造形など、またデジタルコンテンツなどのクリエイティブ提案を含めたソリューションの提供を行っている。
一方、飯島製本は、1921年9月創業の独立資本経営では日本で最大規模の総合製本会社。本社のある名古屋市を中核とする中京圏の3工場に加え、関東圏・関西圏にも各1工場を有し、業界トップレベルの生産能力を保持している。
今回両社は、多様化するクリエイティブ需要に対して、インフラ設備やノウハウ等を融合させることで、商材の付加価値を高め、生産効率を向上させることができると考え、また、相互の強みを活かして新たな商品の販売機会の拡大やサービスの展開等に取り組むことで、両社の企業価値・株主価値向上が期待できるという共通認識に達した。このことから、2021年5月13日に実行された飯島製本の第三者割当増資により発行される普通株式の引受により、同社の持分法適用関連会社とすることとなった。

●飯島製本株式会社の概要
名称:飯島製本株式会社
所在地:愛知県名古屋市名東区高社一丁目86号
代表者の役職・氏名:代表取締役社長 飯島 浩司
事業内容:総合製本業
資本金:9800万円
設立年月日:1950年9月(創業は1921年9月)