共同ピーアール、2021年1Q決算は売上横ばいながら高利益率のスポット案件増で利益倍増
共同ピーアール株式会社は、2021年12月期第1四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年3月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :13億4200万円(前年同期比 0.6%減)
営業利益 :1億3900万円( 同 83.8%増)
経常利益 :1億4700万円( 同 109.2%増)
四半期純利益 :1億300万円( 同 167.5%増)
リテイナー案件の売上高は、国内素材・エネルギー・化学クライアント等との新規契約を獲得したことにより、前年同期に比べ増加。オプショナル&スポット案件の売上高については、依然としてコロナ禍によるイベント自粛等も継続しており、前年同期に比べ微減に留まった。ペイドパブリシティ案件の売上高も、前年同期に比べ減少し、売上高は前年同期から0.6%減となった。
一方で利益面では、官公庁や国内フードメーカー等のTVパブリシティ、PRコンサルティング案件など、高利益率のスポット案件が前年比増となったこと、昨年のようなアティカスおよびアーツエイハンの関連会社化によるのれんの一括償却費がなくなったこと、人採用費および支払手数料等が減少したことにより、販売費および一般管理費が前年同期に比べ減少し、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益が大幅に増加した。