大日本印刷、2021年3月期決算は減収減益 エレクトロニクス部門以外が不調で減収に
大日本印刷、2021年3月期決算は減収減益 エレクトロニクス部門以外が不調で減収に
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大日本印刷株式会社は、2021年3月期通期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :1兆3354億3900万円(前年同期比 4.7%減)
営業利益 :495億2900万円( 同 12.0%減)
経常利益 :599億700万円( 同 6.1%減)
四半期純利益 :250億8800万円( 同 63.9%減)
印刷事業のうち情報コミュニケーション部門全体の売上高は7218億円(前期比6.6%減)、営業利益は売上の減少によって191億円(前期比36.9%減)だった。生活・産業部門全体の売上高は3680億円(前期比6.0%減)となった。営業利益は、産業用高機能材関連事業の伸びや原材料価格の下落などもあり、139億円(前期比25.3%増)となった。エレクトロニクス部門全体の売上高は1970億円(前期比5.6%増)、営業利益は366億円(前期比7.5%増)だった。
飲料事業については、アルコール飲料「檸檬堂」の販売が増加したものの、外出自粛の影響や観光客・宿泊客の減少、外食産業を中心とした店舗の休業にともなう飲料需要の減少などにより、514億円(前期比7.0%減)、営業利益は8億円(前期比59.0%減)だった。