ゲンダイエージェンシー、2021年3月期決算は減収減益

ゲンダイエージェンシー株式会社は、2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)を発表した。

【連結経営成績】
売上高    :72億5100万円(前年同期比 34.8%減)
営業利益   :マイナス2億9000万円(前年 4億6000万円)
経常利益   :マイナス2億6800万円( 同 4億3400万円)
四半期純利益 :マイナス3億1000万円( 同 3100万円)

主要顧客であるパチンコホール広告市場が、2020年4月~5月にかけて広告宣伝自粛したことで需要が激減。6月からは業界主要法人において広告活動が再開されたが、要の戻りは下期に入っても正常時の80%程度にとどまった。パチンコホール以外の広告分野において、現在注力しているフィットネス施設についても、感染症拡大の影響により広告需要が低調に推移。首都圏以外におけるその他業種の新規顧客開拓を推進したが、事業売上高は71億8700万円(前年同期比34.2%減)、セグメント利益は1800万円(前年同期比97.9%減)と低迷した。
不動産事業においては、連結子会社株式会社ランドサポートが所有する千葉県柏市の土地において、緊急事態宣言にともなう借主の休業があり、賃料の一時減額を実施。事業売上高は5700万円(前年同期比52.3%減)、セグメント利益は1500万円(前年同期比77.1%減)と、こちらも苦戦した。